大通から北大まで、最初の待ち合わせに使えるエリア
初めて会う日は、駅から近く、話しながら歩ける場所を選ぶと気持ちに余裕が生まれます。札幌の中心部はその条件に合う場所がまとまっていて、地下鉄の駅から歩ける範囲に公園や商店街が並んでいます。
| エリア・駅 | 雰囲気 | 向いている過ごし方 |
|---|---|---|
| 大通公園(大通駅、東西線西11丁目駅) | 東西約1.5kmの細長い公園。東端にさっぽろテレビ塔 | 待ち合わせのあと公園沿いを散歩し、季節のイベントをのぞく |
| チ・カ・ホ(札幌駅と大通を結ぶ地下歩行空間) | 2011年に開通した地下の通路。季節を問わず歩きやすい | 雪や雨の日の待ち合わせ、移動しながらの会話 |
| 狸小路(市電狸小路停留場、すすきの駅・豊水すすきの駅から徒歩約3分) | 南2条と南3条の間に延びる約900mの商店街。1丁目から7丁目はアーケード | 天気を気にせず店先を見て歩く |
| すすきの(南北線すすきの駅、東豊線豊水すすきの駅、市電すすきの停留場) | すすきの交差点を中心にした大きな繁華街 | 夕方からの食事 |
| 中島公園(南北線中島公園駅・幌平橋駅) | 菖蒲池や日本庭園がある広い公園。豊平館、札幌コンサートホールKitaraも園内 | 落ち着いた散策、コンサートの前後 |
| 円山公園(東西線円山公園駅から徒歩5分) | 北海道神宮と円山動物園に隣接し、円山原始林に続く緑の多い公園 | 昼間の散歩、春の花見 |
| 北海道大学札幌キャンパス(札幌駅北口地下歩道12番出口から徒歩3分、南北線北12条駅から徒歩4分) | イチョウ並木、約300mのポプラ並木、クラーク像、中央ローン | 札幌駅で会ってから少し歩く昼のデート |
時間帯と天気で選び分ける
昼に会うなら、大通公園から円山公園、北大のキャンパスといった緑のある場所が候補になります。夕方以降は、すすきのや狸小路のように駅に近く店が集まるエリアのほうが動きやすいはずです。
冬は外での待ち合わせがつらい季節です。チ・カ・ホは「四季を通じて安全で快適な歩行空間」を確保する目的でつくられた通路なので、札幌駅側と大通側のどちらからでも地上に出ずに合流できます。狸小路のアーケードも、雪の日に店を見ながら歩ける場所として覚えておくと便利です。
相手が市の東側に住んでいるなら、中心部にこだわらず厚別区の新さっぽろ駅で会う方法もあります。東西線の終点でJR新札幌駅とバスターミナルが隣接しているため、地下鉄、JR、バスのどれで来る人とも合流しやすい駅です。
雪の街、札幌の生活圏と移動の仕方
札幌市の10区は、中央区・北区・東区・白石区・豊平区・南区・西区・厚別区・手稲区・清田区です。大通公園の南側にすすきのを中心とする繁華街が広がり、中央区が街の中心になっています。
地下鉄3路線と大通駅
地下鉄は南北線(麻生から真駒内)、東西線(宮の沢から新さっぽろ)、東豊線(栄町から福住)の3路線です。この3路線がすべて交わるのが大通駅です。南北線と東豊線のさっぽろ駅は、JR札幌駅と連絡しています。地下鉄のほかに市電も走っており、すすきのや藻岩山方面へはこちらも使えます。
JRは函館本線、千歳線、札沼線の3線が市内を通り、主な駅は札幌駅と新札幌駅です。新札幌駅は厚別区にあり、地下鉄東西線の終点である新さっぽろ駅と隣り合っています。
住む場所が違っても会いやすい理由
お互いの住まいが離れていても、どちらかの路線で大通駅かさっぽろ駅まで出れば合流できます。相手が東豊線沿線、自分が東西線沿線という組み合わせでも、大通駅ならどちらも乗り換えなしで着けます。最初の数回はこの2駅のどちらかを起点にしておくと、相手に負担をかけずに済みます。
区ごとに違う休日の行き先
休日に出かける先は、区によってかなり違います。中央区には大通公園、中島公園、円山公園がまとまり、北区には北海道大学のキャンパスがあります。南区は藻岩山と定山渓温泉を抱える山側の区で、東区にはモエレ沼公園、白石区にはライラックまつりの会場にもなる川下公園があります。相手の住む区を聞いたら、その区にある公園や名所を話題にしてみると、次に会う場所の相談にも自然につながります。
雪が多いことと街の性格
札幌は豪雪地帯に指定されるほど雪が多く、冬には気温が氷点下10℃を下回る日も数日ほどあります。一方で夏は比較的涼しく過ごせます。季節によって、外を歩くデートと屋内中心のデートの比重を変える必要がある街です。
経済の面では第三次産業が中心で、支店経済都市の性格も持っています。中心部にはオフィス街が広がっています。仕事帰りに中心部で会う社会人どうしの出会いも、休日に郊外へ出かけるデートも、どちらも組み立てやすい環境です。
札幌で出会いがないと感じているなら、普段の行動範囲を見直してみるのも一つの方法です。いつもは使わない路線の駅まで出かけてみると、知らなかった公園やイベントが見つかり、人と話すきっかけも増えます。マッチングアプリで知り合った相手との初対面なら、中心部の分かりやすい駅を待ち合わせ場所にしておくと、約束そのものを決めるのが楽になります。こうした小さな工夫の積み重ねが、彼女探しを一歩ずつ前に進めてくれます。
札幌近郊の町に住む相手と会うとき
札幌市の周りには、近郊の市や町がいくつもあります。相手がそちらに住んでいる場合は、路線や道路の方向で中間地点を考えると話がまとまりやすくなります。
北へ、石狩湾と学園都市線の沿線
石狩市は札幌市の北に隣接し、石狩湾に面して石狩川の河口を持つ市です。サケ漁の歴史があり、石狩鍋で知られています。市内に鉄道はなく、国道231号・337号・451号とバスが主な交通手段です。夏には野外ロックフェスの会場にもなっています。待ち合わせ場所は、札幌側の北区あたりにすると中間を取れます。
当別町は札幌の都心から20kmから30kmほどの距離にあり、札沼線(愛称は学園都市線)にロイズタウン駅、太美駅、当別駅、北海道医療大学駅が並びます。北海道医療大学のキャンパスやスウェーデンヒルズがあり、2017年には道の駅とうべつも開業しました。当別で出会いを探している人とは、学園都市線の沿線か札幌北部(北区)あたりで会うと、どちらにとっても移動しやすい距離になります。
南東へ、千歳線と国道36号に沿って
北広島市は、札幌市と新千歳空港の間に広がるなだらかな丘陵地にあります。中心はJR千歳線の北広島駅で、国道36号と道央自動車道が通ります。市名は、1884年に広島県から入植した25戸の移住団体に由来しています。2023年にはプロ野球の本拠地となるボールパークが完成しており、野球観戦を兼ねたデートも考えられます。札幌側で会う日は、同じJR千歳線の新札幌駅周辺が間を取りやすい場所です。
恵庭市も札幌市と新千歳空港のほぼ中間に位置し、JR千歳線に恵庭駅、恵み野駅、サッポロビール庭園駅があります。「ガーデニングのまち」として知られ、えにわ湖(漁川ダム)や道の駅花ロードえにわもあります。恵庭で出会いを求める相手とも、この新札幌駅周辺を中間地点の目安にできます。
東へ、鉄道のない町と国道337号
鉄道のない南幌町と長沼町に住む相手とは、地理的に間にあたる厚別区の新さっぽろ周辺で待ち合わせると無理がありません。南幌町は北西で江別市と接し、バスと国道337号が交通の中心です。1990年代には札幌のベッドタウンとして人口が増えました。キャベツが特産で、南幌温泉や南幌リバーサイド公園があります。
長沼町は北広島市の東に隣接し、こちらも鉄道はありません。札幌方面から延びる国道274号と、国道337号が通ります。馬追丘陵(マオイの丘)、国民保養温泉地のながぬま温泉、道の駅マオイの丘公園があり、稲作や果樹栽培が盛んな町です。
季節のイベントで関係を深める、2回目以降のデート
札幌で出会いを探す目的が真剣な交際なら、2回目、3回目に何をするかが大切になります。札幌は季節ごとに街の表情がはっきり変わるので、イベントの暦をそのままデートの予定に使えます。
春から夏は大通公園が会場になる
5月中旬には、大通公園と白石区の川下公園でさっぽろライラックまつりが開かれます。ライラックは1960年に札幌市の木に選ばれた花です。6月上旬になると、高知のよさこい祭りと北海道のソーラン節を融合させたYOSAKOIソーラン祭りが始まり、大通公園西8丁目会場がメインステージになります。春は円山公園が花見の会場になるので、満開の時期に合わせて誘うのも自然な流れです。隣接する北海道神宮へのお参りと組み合わせれば、昼のうちに無理なく過ごせます。
夏はさっぽろ夏まつり、秋はさっぽろオータムフェストと、大通公園ではその後もイベントが続きます。初デートで歩いた公園に、季節を変えてもう一度行くと、前回の会話を思い出すきっかけにもなります。
夜景と紅葉は少し遠出して
南区の藻岩山は標高531mで、山頂展望台から石狩平野と石狩湾までを見渡せます。札幌は2015年に日本新三大夜景都市にも選ばれました。3回目あたりで夜に会う約束ができたら、候補に入れておきたい場所です。
秋の紅葉なら、同じ南区の定山渓温泉があります。豊平川の渓谷沿いの温泉地で「札幌の奥座敷」と呼ばれ、市の中心部から約26km、車で約60分、札幌駅からバスでも約60分です。日帰りか泊まりかは、関係が深まってから二人で決めれば十分です。
車を出せるなら、東区のモエレ沼公園まで足を延ばすのもよいでしょう。イサム・ノグチが基本設計を手がけ、公園全体をひとつの彫刻作品とする考え方でつくられた公園で、ガラスのピラミッド「HIDAMARI」、高さ52mのモエレ山、海の噴水など、園内のあちこちに見どころがあります。中心部からは車で約30分です。
冬こそ中心部で会う
11月下旬から2月中旬にかけては、大通公園、札幌駅前通、南1条通でさっぽろホワイトイルミネーションが灯ります。11月下旬からクリスマスまでは、ミュンヘン・クリスマス市も開かれます。2月上旬のさっぽろ雪まつりと合わせると、冬のあいだは中心部だけで何度でも予定が組めます。
住まいが離れていても続けるために
札幌市内と近郊では、住んでいる場所によって使う路線も車の必要性も変わります。毎回どちらかが遠くまで出向くのではなく、中心部で会う日と相手の地元近くで会う日を交互にすると、恋活から婚活へと関係が進んだときにも無理が出にくくなります。南北線沿線に住む人、東西線沿線に住む人というように、お互いの路線を知っておくことも小さな思いやりです。
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