六つの旧町村がつながってできた上尾の暮らし方
いまの上尾市は、上尾町・平方町・原市町・大石村・上平村・大谷村の6町村が1955年に合併してできた市です。市域はいまも旧町村の名前をそのまま使い、上尾・平方・原市・大石・上平・大谷の6地区に分けて呼ばれています。地形は関東平野の中でほぼ平坦で、大宮台地の付け根にあたります。
市内には荒川のほか、芝川、鴨川、綾瀬川、原市沼川、江川が流れ、西側の平方地区は荒川の流域にあたります。平方の総合公園は荒川の近くに、原市の並木道は原市沼のそばにあり、駅前のにぎわいから離れて静かに話したい日は、こうした水辺の場所が候補になります。
街の骨格になっているのは上尾駅です。江戸・日本橋から数えて中山道の5番目の宿場が上尾宿で、その最寄り駅がいまの上尾駅です。旧中山道の上では、上尾宿から北の桶川宿までが約3.7km、南の大宮宿までが約7.9kmでした。
上尾駅の駅舎は線路をまたぐ橋上駅舎で、出口は東口と西口です。高崎線の電車に加え、湘南新宿ラインと上野東京ラインの列車もこの駅を通ります。線路をたどると大宮から8.2kmの位置にあり、南隣はさいたま市側の宮原駅です。大宮方面から高崎線で来る相手とも、改札を出た先の東西どちらで会うかさえ決めれば、乗り換えなしで合流できます。
上尾駅から高崎線で一つ北へ進むと、1.7km先に北上尾駅があります。こちらも橋上駅で、出口は東口と西口の二つです。市の東側に目を移すと、ニューシャトルの原市駅と沼南駅があります。鉄道の駅がない地区では路線バスが日常の足で、市内循環バス「ぐるっとくん」も走っています。上尾駅からは、大宮駅や川越駅などを行き先とする路線バスも発着しています。川越駅の側に住む相手なら、電車を乗り継ぐ代わりにこのバスで上尾駅まで来てもらう方法もあります。車で出かける人にとっては、国道17号とバイパスの上尾道路が主な道路です。
こうした配置は、上尾での出会いを実際に会う約束へつなげるときの土台になります。西寄りの平方地区は荒川の流域に広がり、上尾駅の西口側からバスで向かう方面です。一方で東寄りの原市地区はニューシャトル沿線にあり、沼南駅や原市駅が身近な駅になります。相手が西側の人なら上尾駅西口、東側の人ならニューシャトルの駅か上尾駅東口、というように、住んでいる地区から集合場所を決めていく手順が自然です。
街で過ごす人の顔ぶれも一つではありません。トラックや自転車のメーカーが本社と工場を置く、ものづくりの街という顔があり、農業ではキウイの産地としても名前が挙がります。戸崎にキャンパスを置く聖学院大学には、政治経済・人文・心理福祉の3学部があります。
上尾駅の東西と公園で選ぶ最初の待ち合わせ
上尾で出会いを探し始めたばかりの時期に使いやすい場所は、駅前の屋内と、歩きながら話せる公園や並木道に分かれます。
| 場所 | 最寄り・足 | 最初の日の過ごし方 |
|---|---|---|
| 上尾駅の東口・西口周辺 | 上尾駅すぐ | 商業施設が集まり、雨の日も屋内で過ごせる |
| 旧上尾宿の氷川鍬神社と遍照院 | 上尾駅が最寄り | お茶の前後に少し歩く |
| 上尾運動公園 | 上尾駅から徒歩、またはバス | ジョギングコース沿いを散歩 |
| 北上尾駅の周辺 | 北上尾駅すぐ | 駅前のモールで合流 |
| 上尾丸山公園 | 上尾駅西口方面から路線バス | 二度目以降に半日かけて過ごす |
| 原市沼から原市駅への並木道 | 沼南駅・原市駅 | 駅から駅へ歩きながら話す |
駅前は屋内、旧宿場は少しだけ外へ
上尾駅の周辺には、百貨店やホテルの入る再開発ビル、大型スーパーの入る商業施設、駅ビル型の商業施設がまとまっています。初めて会う日は、ここで顔を合わせて屋内で座って話せる場所に入る形にしておくと、雨や風の強い日でも計画がそのまま使えます。改札を出て東口か西口か、どちらに出るのかだけは前日のうちに決めておきましょう。平方方面から路線バスで来る相手なら、バスの発着する西口側で待つと、相手は降りてすぐに合流できます。
話が続いたら、旧上尾宿の一角に足を延ばすのも一案です。「お鍬さま」と呼ばれる氷川鍬神社と、真言宗智山派の古刹である遍照院が、宿場町の名残として残っています。お茶の前後に寄り道する一か所として考えると、無理なく予定に収まります。
歩きながら話せる公園と並木道
上尾運動公園は愛宕・日の出・東町にまたがる37.1haの公園で、陸上競技場や体育館のほか、1周800mのジョギングコースがあります。会話が途切れがちな相手でも、コースに沿って歩けば沈黙が気になりません。埼玉県は夏の暑さが厳しく、県内のほぼ全域で猛暑日が見られます。夏にこのコースを一緒に歩くなら、日差しの強い昼間は避けて、朝か夕方の時間に約束するほうが二人とも楽です。園内が広いので、待ち合わせの目印はどの入口か、どの施設の前かまで具体的に伝えてください。
市の東側では、ニューシャトルの沼南駅の名前の由来になった原市沼がポイントです。かつてはハスの名所として知られた沼で(いまの花の様子は出かける前に確かめるのが無難です)、原市沼から原市駅にかけて高架に沿った並木道が整備されています。沼南駅と原市駅の間は0.8kmなので、片方の駅で待ち合わせ、歩いてもう一方の駅で別れるという流れが作れます。原市駅の側で会うなら、駅の周りにある原市団地や市役所の原市支所を目印として伝えると、初めて来る相手にも場所がはっきりします。
北上尾駅の駅前には大きなショッピングモールがあり、市内循環バスの乗り場もあります。駅の周辺には原新町の南と北に近隣公園もあるので、買い物の合間に少し外を歩くこともできます。高崎線で北から来る相手には、上尾駅より北上尾駅のほうが落ち合いやすい場面もあります。
平方の上尾丸山公園は二度目に
平方地区の上尾丸山公園は、荒川近郊緑地保全区域の中に整備された約14.88haの総合公園です。運動広場のほか、林間広場や水生植物池、学習館、天文台、大型遊具がそろっていて、半日かけてゆっくり過ごすのに向いています。上尾駅西口方面から路線バスで「丸山公園」か「丸山公園入口」のバス停に向かう形になるため、初対面よりは、お互いの様子がわかってきた二度目以降に誘うほうが気楽です。
神輿の夏と光の冬、上尾駅前の二つの行事
付き合いを深めていく時期には、上尾駅のまわりで開かれる二つの行事が目印になります。一つは例年7月の上尾夏まつりで、上尾駅の東口・西口周辺に町内の神輿が集まり、山車も出ます。神輿が駅前に集まる日なので、初めて会う日にあてるより、数回会って互いのペースがわかってからのほうが楽しめます。祭りの日は東口・西口のどちらの側も会場になるので、待ち合わせは隣の北上尾駅にして、そこから高崎線で一駅だけ一緒に乗って向かえば、混雑の中で相手を見失う心配が減ります。
もう一つは、上尾市観光協会が主催する冬のあげおイルミネーションです。例年11月ごろから1月ごろまで、上尾駅と北上尾駅の周辺がランタンなどの明かりで夕方から彩られ、上尾駅の改札前の自由通路ではクリスマスマーケットも開かれてきました。埼玉県はもともと降水量が少なめで、なかでも冬の降水量がとても少ない地域です。勤め帰りに落ち合って少しだけ外を歩く、という短い会い方もしやすい季節です。上尾駅で明かりを見てから高崎線で一駅移り、北上尾駅側の明かりも見て帰る、という小さな回り方もできます。点灯期間とマーケットの開催日はその回ごとに告知が出るので、声をかける前に確認しておけば安心です。
行事のない月は、街の成り立ちをたどる日にあてる手もあります。江戸時代の調査では、本陣や脇本陣、旅籠が並んでいた上尾宿の町並みは約1.1kmで、中山道沿いのほかの宿場と比べると小さな宿だったとされています。ここがかつて小ぶりな宿場だったと知ったうえで歩くと、見慣れた駅の近くの通りも少し違って見えます。
地元にはSVリーグに所属する女子バレーボールの埼玉上尾メディックスが拠点を置いているので、スポーツが好きな相手とは、その話題から次の予定が決まることもあります。
上尾で彼女探しを始めるきっかけとして、このページから申し込むこともできます。受け付けた申し込みは運営が確認してから、メールで結果を連絡します。
ニューシャトル、高崎線、荒川で分かれる周辺の町
上尾市と境を接しているのは、さいたま市と川越市のほか、桶川市、蓮田市、伊奈町、川島町です。このうち後の4つの市町は、ニューシャトル、高崎線、荒川を渡る道、路線バスと、上尾との結ばれ方がそれぞれ違います。相手の住む町ごとに、合流しやすい駅が異なります。
沼南駅から北へ1駅、伊奈町
ニューシャトルで上尾市の沼南駅から北へ1.0km、1駅進んだ丸山駅からが伊奈町です。上尾市と隣り合うこの町の名前は、江戸時代に治水などで地域を潤した代官、伊奈忠次にちなんでいます。町内の志久駅から歩いて約5分のところには、日本薬科大学のさいたまキャンパスがあります。伊奈町で出会いを求めている相手なら、上尾市側の沼南駅と伊奈町側の丸山駅のいずれかを待ち合わせ場所に選ぶと、二つの町の境目で顔を合わせる形になります。車で来る相手なら、町の公園で待ち合わせる形も考えられます。
高崎線で北上尾駅の先、桶川市
高崎線を上尾駅から北上尾駅、さらにその先へ進むと桶川市の桶川駅です。桶川市には軽飛行機が発着する飛行場があり、遊覧飛行でも知られています。圏央道の桶川北本ICと桶川加納ICも市内にあるので、車で動く人にとっては高速道路の出入り口が近い街です。桶川での出会いも視野に入れる場合は、上尾市の北の端寄りで桶川側に位置する北上尾駅が、両方の最寄りに近い合流点になります。
荒川を挟んで西側、川島町
上尾市の西側、荒川の対岸に広がるのが川島町です。平成の森公園にはバラのトンネルがあり、郷土料理としては、ごまと野菜をすったつゆで食べる冷たいうどん「すったて」が知られています。町からは東武バスウエストの路線バスが桶川駅などへ出ているので、電車ではなくバスで移動する相手とは、桶川駅で落ち合うのが確実です。上尾側からは高崎線で北上尾駅の次まで乗れば着くので、こちらの負担も大きくありません。車で来てもらう場合は、荒川を渡って平方方面へ入り、上尾丸山公園のあたりで会うこともできます。
上尾駅からバス1本、蓮田市
東側で隣り合う蓮田市には、東北自動車道の蓮田サービスエリアがあり、市の花はスイレンです。蓮田で出会いを探す人と会うときも、上尾駅と蓮田駅を結ぶ路線バスがあるので、乗り換えなしでどちらかの駅に出られます。車で行き来するなら、上尾側でも原市や平塚など市の東寄りの地区から向かうほうが近く、蓮田に住む相手とは東側の地区で合流する計画を立てると無駄がありません。